のびてんふかぼり

ふかぼり

学校で出会う知識を「なぜ?」から深掘り。背景を知ると、暗記はぐっとラクになります。

ぜんぶのふかぼり(44)

向むかい合あって歩あるく2人ふたりは、いつ出会であう? — 1分ぷんで縮ちぢむ距離きょりは決きまっている

おぼえ方

360mはなれた道の両はしから、大人と子どもが同時に歩き出します。2人とも動いているのに、出会うまでの時間はわり算ひとつで出せます。ひみつは「見るものをひとつにする」こと——2人の間の距離は、1分ごとに2人の速さを合わせた分だけ、正確に縮んでいきます。時間を動かして縮み方を確かめられる動く図つきです。

箱はこの中なかの景色けしきは、なぜさかさま? — 小ちいさな穴あなひとつでうつる仕組しくみ

実験

箱に小さな穴をひとつ開けて、反対がわに白い紙を張る。それだけで外の景色がうつります。しかも上下がさかさま。レンズも電気も使っていないのにうつるのはなぜでしょう。答えは「光はまっすぐ進む」だけ。穴の1点で光がすれちがうから、上と下が入れかわります。箱の長さと穴の大きさを変えて確かめられる動く図つきです。

でこぼこの石いしの体積たいせきは、どうやって測はかる? — 水みずに沈しずめれば水面すいめんが教おしえてくれる

おぼえ方

箱の体積は「たて×よこ×高さ」で出せます。でも、でこぼこの石にはたてもよこもありません。答えは「水に沈める」。押しのけられた水の分だけ水面が上がるので、上がった高さ×底面積で石の体積がそのまま出ます。石をひもで下ろして水面の上がりを確かめられる動く図つきです。

全身ぜんしんをうつす鏡かがみは、身長しんちょうの半分はんぶんでいい — 光ひかりのはね返かえりが教おしえてくれる

実験

全身を鏡で見るには、自分と同じ大きさの鏡が必要に思えます。でも本当に必要なのは身長のちょうど半分。しかも鏡から離れても近づいても、半分のままです。ひみつは光のはね返る場所——目と相手の「ちょうど真ん中」ではね返ること。鏡までの距離を変えて確かめられる動く図と、家の鏡でできる実験つきです。

円えんの面積めんせきはなぜ「半径はんけい×半径はんけい×3.14」? — ケーキのように切きって長方形ちょうほうけいにもどす

おぼえ方

円の面積は半径×半径×3.14。でも長方形の「たて×よこ」とちがって、丸い形なのにかけ算で広さが出るのは不思議です。答えは「ケーキのように切って、たがいちがいに並べると長方形にもどる」から。3.14が円周から来ていることも、半径を2回かける理由も、並べた形を見れば1枚の図で分かります。切って並べる様子を動かせる図つきです。

積つみ木きはぜんぶで何個なんこ? — 見みえない積つみ木きは「下したの階かい」にかくれている

おぼえ方

積み上げた積み木の数をあてる問題。見えている積み木だけを数えると、かならず答えより少なくなります。うしろや下にかくれた積み木は、どう数えればいいのでしょうか。コツは「下の階から、階ごとに数える」。山を階ごとに分けて数え方を確かめられる動く図つきです。

ふりこの1往復おうふくは、なぜ「長ながさ」だけで決きまる? — 重おもくしても速はやくならない理由りゆう

実験

ふりこが1往復する時間は、おもりを重くしても、ふれはばを変えても、変わりません。変わるのはふりこの長さを変えたときだけ。重いほうが速く落ちそうなのに、なぜでしょうか。2つのふりこを並べて、重さ・ふれはば・長さを1つずつ変えて比べられる動く図つきです。

すい体たいの体積たいせきはなぜ「÷3」? — 立方体りっぽうたいを切きると同おなじ形かたちが3つ

おぼえ方

すい体の体積は底面積×高さ÷3。÷2なら「半分」と分かるけれど、÷3の3はどこから来たのでしょうか。答えは「立方体は、同じ形のすい3つにぴったり切り分けられる」から。切って、回して、並べて確かめられる動く図つきです。

立方体りっぽうたいの切きり口くちは何角形なんかくけい? — 辺へんの数かずは「通とおった面めんの数かず」

おぼえ方

立方体をまっすぐ1回切ると、切り口は正方形だけでなく、三角形にも五角形にも六角形にもなります。でも円と七角形は絶対に出ません。なぜでしょうか。答えは「切り口の辺は、包丁が通った面に1本ずつできる」から。切る向きと位置を自分で動かして、全部の形を探せる動く図つきです。

豆電球まめでんきゅうはなぜ暗くらくなる? — 表ひょうを覚おぼえずに直列ちょくれつと並列へいれつを解とく

おぼえ方実験

直列と並列、豆電球と乾電池。4通りの組み合わせを表で覚えようとすると、必ずどこかで取りちがえます。でも見るところは2つだけ。「その豆電球に流れる電流」と「電池1個が出す電流」。この2つを分けて考えれば、明るさも電池の持ちも、表を思い出さずに言い当てられます。