積み木はぜんぶで何個? — 見えない積み木は「下の階」にかくれている
積み木を積み上げた山を見て、「ぜんぶで何個?」と聞かれる問題があります。

絵に見えている積み木を、ひとつずつ数えたくなります。でもそれをすると、たいてい答えは実際より少なくなります。うしろがわや、ほかの積み木の下に、見えない積み木がかくれているからです。この記事では、かくれた積み木まで正確に数える方法を紹介します。
まず約束 — 積み木は宙にうかない
数える前に、この問題の大事な約束をおさえます。積み木は宙にうかべられません。だから——

上の階に積み木があるなら、その真下にはかならず積み木がある。2階が見えたら、その下の1階は見えなくても必ずあります。3階が見えたら、その下の2階と1階も必ずある。かくれた積み木は、この約束を使って「見えなくても、あるはず」と分かるのです。
下の階から、階ごとに数える
数え方のコツは、山をまるごと見ないこと。ビルのように「階ごと」に分けて、下の階から数えます。
- 1階: いちばん下の段。上に何かが乗っている場所にも、約束どおり必ず積み木があります。上から見たときに積み木がある場所の数=1階の数です
- 2階: 2段目に積み木がある場所を数えます
- 3階: 3段目に積み木がある場所を数えます
最後に階ごとの数をぜんぶ足せば、それが答えです。最初の図の山なら、1階は12個、2階は8個、3階は2個。足して22個——絵に見えている積み木(13個)より、9個も多いことが分かります。
階ごとに数えると、もうひとつ良いことがあります。上の階ほど、数は必ず減るか同じになります(上の階の積み木の下には必ず積み木があるから)。もし数えた結果が途中で増えていたら、どこかで数えまちがえたサインです。
分けて確かめてみよう
山を実際に階ごとに分けられるようにしました。ボタンで山の形をえらんで、つまみを右へ動かすと、階ごとに分かれて持ち上がります。ひとりでに分かれて戻りますが、さわれば自分のペースで動かせます。
組んだ状態では「見えている数」しか分かりません。分けると、かくれていた積み木が顔を出して、階ごとの数が数えられます。3つの山とも、見えている数と本当の数が違うことを確かめてみてください。
上級ワザ — 上から見た図に高さを書く
慣れてきたら、もっと速い方法もあります。山を真上から見た図を描いて、それぞれの場所に「何段積んであるか」の数字を書きこむのです。あとはその数字をぜんぶ足すだけ。階ごとの数え方と同じ答えになります(どちらも「ぜんぶの場所の高さの合計」を数えているからです)。
覚え方 — 「見えない積み木は、下の階」
積み木の問題で迷ったら、この順番を思い出してください。
- 見えている積み木だけ数えてはいけない(かくれているものがある)
- 上に積み木があれば、その真下には必ずある
- 下の階から、階ごとに数えて足す
見えない積み木は、魔法のように消えているわけではありません。ぜんぶ「下の階」にかくれています。そこさえ分かれば、どんな形の山が来ても数えられます。