気象のふかぼり
雷はなぜ光ってから鳴る? — 音まで何秒かで距離を計算できる
雷までの距離は「光ってから音が聞こえるまでの秒数 × 340m」で計算できます。5秒なら約1.7km。光と音はほぼ同時に生まれているのに、伝わる速さがまるで違うからです。花火のずれ、音の速さが気温で変わる理由、遠くの雷が光だけ見えるわけまでつなげて解説します。
海風と陸風のちがいは? — 夕方に風が止まる「なぎ」のしくみ
海風は昼に海から陸へ、陸風は夜に陸から海へ吹く風。ちがいを生むのは陸と海のあたたまり方の差で、一日に二度入れかわり、その切りかわりの時間に「なぎ」が生まれます。同じしくみが一年の大きさで起きているのが季節風です。
天気はなぜ西から変わる? — 「西の空を見ればいい」が当たる理由
西の空が明るければ明日は晴れ。昔から言われてきたこの見分け方は、かなりの確率で当たります。日本の上空を流れる偏西風に乗って、雨のかたまりと晴れのかたまりが西から東へ動いていくからです。この一本の風を押さえると、春の周期的な天気も、天気図の見方もつながります。
雲はどうやってできる? — 冷たいコップにつく水滴と、同じ仕組み
空に浮かぶ雲は、氷水を入れたコップの外側につく水滴とまったく同じ仕組みでできています。空気が持てる水蒸気の量には限りがあり、冷えるとあふれる。その一点を押さえると、上昇気流も低気圧も入道雲もつながって見えてきます。