ふかぼり
ぜんぶのふかぼり(44)
展開図は折らずに解ける? — 向かい合う面は「1つとばし」で見つかる
展開図の問題は「頭の中で折る」しかないと思われがちですが、向かい合う面だけなら折らずに分かります。まっすぐ並んだ3まいは1つとばし、階段の形なら2つとばし——これを知ると、サイコロの目も、組み立てたときの見え方も、折らずに言い当てられます。つまみを動かすと立方体に組み上がる図つき。
面積の公式はなぜ「÷2」がつく? — 三角形も台形も、長方形にもどせばいい
三角形は底辺×高さ÷2、台形は(上底+下底)×高さ÷2、ひし形は対角線×対角線÷2。÷2がつく公式とつかない公式があるのはなぜでしょうか。答えは「2つ分作ったから、半分に戻している」だけ。どの形も長方形にもどす、という1本の考え方で4つの公式がつながります。
潮岬、読めますか — 大人も読めない地名は、ふりがなごと覚えてしまう
潮岬、犬吠埼、石廊崎。子どもの教材には、大人でも読めない地名が平気で出てきます。読めない字の前で、勉強は止まります。のびてんは問題も解説も記事も、ボタンひとつで全部の漢字にふりがなが付きます。読み方ごと覚えてしまう使い方を紹介します。
種はなぜ芽を出す? — 答えより大切な「1つだけ変える」という作法
種子の発芽に必要なのは、水・空気・適当な温度の3つ。日光も肥料もいりません。ではその3つを、どうやって「確かめた」のでしょうか。調べたい条件だけを変えて、ほかは同じにそろえる——この対照実験の作法こそ、発芽の単元がほんとうに教えていることです。光がいらない理由、レタスの例外、成長に必要なものまで解説します。
ろうそくの炎はなぜ3つの層に分かれる? — いちばん明るい場所と、いちばん熱い場所はちがう
ろうそくの炎は、外炎・内炎・炎心の3つの層に分かれています。いちばん明るいのは内炎、いちばん熱いのは外炎と、明るさと熱さの場所はずれています。その理由をたどると「燃えているのは固体のろうではなく、ろうの気体」という意外な事実に行き着きます。すすが光るしくみ、火の三角形、無重力でまるくなる炎までつなげて解説します。
雷はなぜ光ってから鳴る? — 音まで何秒かで距離を計算できる
雷までの距離は「光ってから音が聞こえるまでの秒数 × 340m」で計算できます。5秒なら約1.7km。光と音はほぼ同時に生まれているのに、伝わる速さがまるで違うからです。花火のずれ、音の速さが気温で変わる理由、遠くの雷が光だけ見えるわけまでつなげて解説します。
海風と陸風のちがいは? — 夕方に風が止まる「なぎ」のしくみ
海風は昼に海から陸へ、陸風は夜に陸から海へ吹く風。ちがいを生むのは陸と海のあたたまり方の差で、一日に二度入れかわり、その切りかわりの時間に「なぎ」が生まれます。同じしくみが一年の大きさで起きているのが季節風です。
天気はなぜ西から変わる? — 「西の空を見ればいい」が当たる理由
西の空が明るければ明日は晴れ。昔から言われてきたこの見分け方は、かなりの確率で当たります。日本の上空を流れる偏西風に乗って、雨のかたまりと晴れのかたまりが西から東へ動いていくからです。この一本の風を押さえると、春の周期的な天気も、天気図の見方もつながります。
かげはなぜ動く? — 太陽の反対側で、かげは「時計のはり」になる
かげは、光をさえぎったものの反対側にできます。太陽が東→南→西と動くにつれて、かげの先は西→北→東へ。正午にいちばん短くなる理由、じつは動いているのは地球だという話、夏至と冬至でかげの通り道が変わることまで、動かせる図でたしかめながら解説します。
てこはなぜ楽になる? — 道具は「まん中に何があるか」で3種類に分かれる
はさみ、せんぬき、ピンセット。どれもてこですが、力が強くなるものと弱くなるものがあります。分かれ目は支点・力点・作用点のうち「どれがまん中にあるか」ひとつ。この見分け方を覚えると、初めて見る道具でも仕組みを言い当てられるようになります。