ふかぼり
ぜんぶのふかぼり(44)
瀬戸内はなぜ雨が少ない? — ため池と讃岐うどんが生まれた地理
瀬戸内で雨が少ない理由は、中国山地と四国山地が夏と冬の季節風をそれぞれさえぎるから。この2つの山地のしくみから、香川の満濃池・香川用水、そして讃岐うどんの誕生まで、気候とくらしのつながりを解説します。
三権分立はなぜ必要? — モンテスキューから「憲法の番人」まで
立法・行政・司法をなぜ3つに分けるのか。答えは「権力は集中すると必ず乱用されるから」。モンテスキューの考えから、違憲審査権・国民審査まで、しくみの理由を解説します。
冬の太平洋側はなぜ晴れる? — 同じ風の「山の手前と後ろ」で考える
日本海側は大雪なのに、太平洋側の冬は晴れの日ばかり。同じ季節風が山を越えるだけで正反対の天気になるしくみと、関東の「からっ風」までを1本のストーリーで解説します。
桓武天皇はなぜ都を移した? — 「鳴くよウグイス平安京」の裏側
794年の平安京遷都は年号語呂でおなじみ。でも「なぜ移したのか」まで知るとぐっとおもしろくなります。奈良の都で強くなりすぎた寺院の力と、新しい都づくりのねらいを解説します。
促成栽培と高冷地農業 — 出荷を「ずらす」と何がいいのか
高知や宮崎のビニールハウス、群馬や長野の高原キャベツ。正反対に見える2つの農業の共通点は「出荷時期をずらす」こと。なぜずらすと高く売れるのかを、しくみから解説します。
衆議院の優越はなぜ認められている? — 「解散があるから」の意味
法律案の再可決、予算の先議……なぜ衆議院だけが優遇されるのか。理由は「任期が短く解散もあるから」。この一文の意味をほどきながら、優越の中身と例外まで整理します。
荘園の「不輸・不入」— 土地を差し出すと、なぜ得をするのか
平安時代の荘園に出てくる寄進・不輸の権・不入の権。漢字も理屈も難しく見えますが、「税金を払いたくない人の知恵」として読むとすっきりわかります。しくみを順番に解説します。
白川郷の合掌造りはなぜ急な屋根? — 豪雪地帯のくらしの知恵
合掌造りの急な屋根は、積もった雪が自分の重さですべり落ちるようにするための形です。世界文化遺産・白川郷は日本有数の豪雪地帯。なぜそこまで雪が降るのか、季節風と山地のしくみまでさかのぼって解説します。
宍道湖のしじみとラムサール条約 — 湖を守ることにした理由
全国有数のしじみの産地・宍道湖。かつてとなりの中海では干拓が計画されましたが、いまは2つの湖そろって国際条約で守られています。開発から保全へ、湖をめぐる歴史を解説します。
最澄と空海 — 新しい仏教はなぜ「山」に開かれたのか
天台宗の比叡山、真言宗の高野山。平安時代の新しい仏教が、都の中ではなくけわしい山に寺を開いたのはなぜか。奈良の仏教との違いから、2人の共通点と覚え分けを解説します。