おぼえ方のふかぼり
種はなぜ芽を出す? — 答えより大切な「1つだけ変える」という作法
種子の発芽に必要なのは、水・空気・適当な温度の3つ。日光も肥料もいりません。ではその3つを、どうやって「確かめた」のでしょうか。調べたい条件だけを変えて、ほかは同じにそろえる——この対照実験の作法こそ、発芽の単元がほんとうに教えていることです。光がいらない理由、レタスの例外、成長に必要なものまで解説します。
ろうそくの炎はなぜ3つの層に分かれる? — いちばん明るい場所と、いちばん熱い場所はちがう
ろうそくの炎は、外炎・内炎・炎心の3つの層に分かれています。いちばん明るいのは内炎、いちばん熱いのは外炎と、明るさと熱さの場所はずれています。その理由をたどると「燃えているのは固体のろうではなく、ろうの気体」という意外な事実に行き着きます。すすが光るしくみ、火の三角形、無重力でまるくなる炎までつなげて解説します。
雷はなぜ光ってから鳴る? — 音まで何秒かで距離を計算できる
雷までの距離は「光ってから音が聞こえるまでの秒数 × 340m」で計算できます。5秒なら約1.7km。光と音はほぼ同時に生まれているのに、伝わる速さがまるで違うからです。花火のずれ、音の速さが気温で変わる理由、遠くの雷が光だけ見えるわけまでつなげて解説します。
海風と陸風のちがいは? — 夕方に風が止まる「なぎ」のしくみ
海風は昼に海から陸へ、陸風は夜に陸から海へ吹く風。ちがいを生むのは陸と海のあたたまり方の差で、一日に二度入れかわり、その切りかわりの時間に「なぎ」が生まれます。同じしくみが一年の大きさで起きているのが季節風です。
天気はなぜ西から変わる? — 「西の空を見ればいい」が当たる理由
西の空が明るければ明日は晴れ。昔から言われてきたこの見分け方は、かなりの確率で当たります。日本の上空を流れる偏西風に乗って、雨のかたまりと晴れのかたまりが西から東へ動いていくからです。この一本の風を押さえると、春の周期的な天気も、天気図の見方もつながります。
てこはなぜ楽になる? — 道具は「まん中に何があるか」で3種類に分かれる
はさみ、せんぬき、ピンセット。どれもてこですが、力が強くなるものと弱くなるものがあります。分かれ目は支点・力点・作用点のうち「どれがまん中にあるか」ひとつ。この見分け方を覚えると、初めて見る道具でも仕組みを言い当てられるようになります。
月の満ち欠けはなぜ起こる? — 動いているのは月ではなく、光の当たり方
月は毎日形を変えているように見えますが、月そのものが欠けているわけではありません。太陽・地球・月の位置関係だけで決まる現象です。満ち欠けが右側から進む理由、満月が真夜中に南中する理由、公転27.3日と満ち欠け29.5日がずれる理由までをつなげて解説します。
雲はどうやってできる? — 冷たいコップにつく水滴と、同じ仕組み
空に浮かぶ雲は、氷水を入れたコップの外側につく水滴とまったく同じ仕組みでできています。空気が持てる水蒸気の量には限りがあり、冷えるとあふれる。その一点を押さえると、上昇気流も低気圧も入道雲もつながって見えてきます。
九九の練習 — 「言える」と「使える」は、べつのちから
九九を順番に言えるのに、ばらばらに聞かれると止まってしまう。それは覚え方が半分だから。上がり九九・下がり九九・ばら九九の3段階と、7の段・8の段のつまずきのつぶし方、タイムを計って「使える九九」にする練習法を紹介します。
星座の覚え方 — 88個ぜんぶは覚えない。季節の「大三角」からはじめる
星座は全部で88個。ぜんぶ覚えようとせず、夏の大三角・冬の大三角・北の空の3つの目印からはじめて、七夕の物語や星の色とセットにして覚え、クイズで思い出す方法を紹介します。