県名と県庁所在地の名前がちがう県 — セットでまとめて覚えるコツ
「島根県の県庁所在地は?」——松江市です。「島根市」ではありません。いちばんまちがえやすいのが、この県名と県庁所在地の名前がちがう県。全国に十数県あり、おぼえておくと日本地図がぐっと読みやすくなります。
なぜ名前がちがう県があるのか
今の都道府県が生まれたのは、明治時代のはじめ。廃藩置県(1871年)で、江戸時代の藩が廃止されて県に置きかえられました。
このとき、県の名前と、県庁を置いた都市の名前は、別々の由来からつけられた県があります。県名には、県庁が置かれた土地の郡の名前などが使われることが多く、いっぽう県庁は、江戸時代から栄えていた城下町に置かれました。たとえば石川県の県庁は、加賀藩の城下町として大きく発展していた金沢市。「石川」は県名、「金沢」は町の名前と、それぞれ別のルーツを持っているのです。
だから「県名=県庁所在地名」と思いこんでいると、ちがう県でつまずきます。

ちがう県は「セット」で覚える
ちがう県は、ペアの音で覚えるのがいちばん確実です。声に出してリズムで覚えましょう。
- 島根県 — 松江市(山陰の宍道湖のほとり)
- 香川県 — 高松市(讃岐うどんの香川)
- 石川県 — 金沢市(兼六園のある城下町)
- 愛媛県 — 松山市/沖縄県 — 那覇市/滋賀県 — 大津市 なども同じ仲間

さらに、「松」がつく県庁所在地でまとめるのも手です。松江市(島根)・高松市(香川)・松山市(愛媛)は、どれも「松」の字が入る仲間。「まつトリオ」としてまとめると、いっぺんに3つおぼえられます。

逆に、「県名=県庁所在地名」の県(新潟県・新潟市、広島県・広島市など)は覚え直す必要がありません。「ちがう県だけをリスト化して声に出す」のが、いちばん効率のよい覚え方です。
まちがえやすいところ
「島根市」「香川市」のような実在しない市の名前にも気をつけましょう。「あれ、聞いたことあるかも」と思ったら要注意です。ちがう県のペアがすらすら言えれば、迷いません。
